spicy365days

スパイス・ハーブ・アロマ~香りの世界にいざなわれ~

スパイスカレー脱ワンパターンのために玉ねぎを茶色に焦がしてみた


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2018/9/11  「豚ひき肉のキーマカレー

 

 

このあたりから、

「スパイスの配合は変えているのに、カレーの味がなんだかワンパターンだな」

という疑問にぶつかり始めていました。

 

はじめの頃は、様々なスパイスのかもしだすハーモニーに、頭がキラキラしていたのですが、それもだんだん慣れてきてしまったのか、キラキラするほどの感動は薄れてきてしまいました。

 

どうしたら、このワンパターンを抜け出すことができるのか?

どうしたら色んな風味のスパイスカレーを作ることができのか?

 

何か工程で自分に足りていない工程はないだろうかと、ネットなどで色々調べた結果、どうやら「玉ねぎを茶色になるまで炒める」という工程が大事であるという指摘がけっこう目に付きました。

 

そこでこのキーマカレーでは、玉ねぎを茶色になるまでがんばってみたんです。

 


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だいたいこのぐらいの感じまで。

 

これで味がどう変わったかというと、たしかに深みが出て、甘みが加わったような

それと、見た目の変化なのですが、今まで(玉ねぎを軽くしか炒めてない)はオレンジ色や黄色のカレーだったのですが、玉ねぎを茶色になるまで炒めたら、今までにない茶色っぽい色味になってきました。

 

ただし、この日は素材が豚肉でしたので、豚がもともと甘みがあるような気がするので、ちょっと甘くなりすぎました。

かえって、スパイスの風味が弱くなり、肉味が全面に出てしまった感じ。

 

 

 

それで、次はあっさり目のチキンに変えてみました。

 


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2018/9/14  「焦がし玉ねぎのスパイスチキンカレー」

 

いかがでしょうか?

だいぶ、茶色いカレーになってきましたよね。

もちろん、市販のルーなどは一切入れていません。材料はスパイスと玉ねぎとトマトとヨーグルトとオイル(インドカレーのごくごく基本セット)です。

 

spicy365days.hatenablog.com

 

↑こちらのはじめて作ったカレーと同じ材料。なのに、色がぜんぜんちがいます。玉ねぎを茶色くなるまで炒める(どっちかっていうと、焦げてるんじゃないのってぐらい炒める)だけで、こんなに変わるもんなのですね。おもしろいです。

 

お味のほうも、だいぶ変化が出ました。ざっくり言うと甘みや深みが加わって、酸味や辛みはおだやかになった感じ。

あっさりしたささみ肉で作ったので、スパイシー感も残りました。もしかしたら、豚肉や牛肉など味の濃いお肉のときは、もっとスパイスの量を増やせばいいのかもしれないです。

 

同じ材料でも、玉ねぎの炒め方ひとつで味も見た目も変わる。スパイスカレーっておもしろい!!

まだまだ、カレーの修行は続きます。