spicy365days

スパイス・ハーブ・アロマ~香りの世界にいざなわれ~

フライパンの悩み~山田工業所の鉄フライパンを買うに至るまで~


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買いました。山田工業所の鉄フライパン。楽天のプロキッチンというお店で購入。底厚2.3mm、径24cmです。

 

見てください、黒マットなこの男らしい外見。まったく無駄のないデザイン。かっこいいですね!

 

 

レビューでは待たされたなどあったのですが、在庫がちょうどあったのか、注文してすぐ届きました。英字新聞で、包装もおしゃれでしたよ。

 


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お手入れについて、丁寧な説明書入ってました。


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買ってしまえばなんということもないのですが、購入に至るまで悩みに悩みました~。

 

今までは、お安いテフロン(チタンコート?)フライパンを1~2年サイクルくらいで買い替えていました。

 

使い始めのテフロンはまったく問題ないのですが、半年もしてくるとなんだかちょっとくっついたり色が黒ずんで来たり・・・なんかいや~な感じになりつつも、だましだまし使う→そして1~2年で買い替えなくてはならない。

 

このサイクルに疲れまして。

 

買い替えの度に「今度こそ鉄にしようかどうしようか」と検討するも、お手入れが心配で、ズボラな私に扱えるのかな?という不安がぬぐえず。

 

お手入れでまず心配だったのは、一番最初に行う焼き入れと油慣らしですね。

 

じつは、私は直径20cmの小さめの鉄フライパン(エスエス厚底)を1つ持っているのですが、このフライパンがいい感じに油がなじむまで、2~3年くらいかかった気がするんですよね。

 

知識不足だったというのもあるんですが、最初おろすときのお手入れってすごく大事だし、大変というイメージがあって、それがけっこう大きなネックになっていました。

 

今回、鉄のフライパン購入に踏み切れたのは、この最初の焼き入れをメーカーさんのほうでしてくれているフライパンがあるということを知ったからです。

 

それが今回購入した山田工業所ともうひとつ、リバーライトですね。(ほかにもあるかもしれません。)

 

この2つのメーカーでどちらにしようかすごく悩みました。

 

リバーライトは持ち手が木の柄で、おしゃれな感じでした。また、くっつきにくいなど初心者にもおすすめということでした。

 

でもレビューを読んだりいろいろ調べると、山田工業所もけっこうくっつきにくいみたいでした。

 

それで、最終的には見た目で選びました。今持っているエスエスのフライパンが持ち手も全部鉄なので、同じように持ち手も全部鉄のオールブラックなデザインがいいなと思いまして。

 

なんか、火にも強そうだし頑丈そうだし。

 

そう、そもそもなぜ鉄のフライパンにするかっていうと、強さを求めてわざわざ鉄にするんですからね。

 

そうなると、やっぱりオール鉄でしょ!というのが、個人的な判断基準。(リバーライトの持ち手は交換可能らしいので、交換すればいいんですけどね。)

 

 というわけで、いろいろ書いちゃいましたが、さっそく使ってみましたよ。焼き入れ済みとは言っても、最初は中性洗剤で洗った後、油慣らしが必要です。

 

油を多めに入れて、野菜くずを炒めました。

 

本当は油をなみなみとたっぷりまわし入れて、いったんオイルポットに捨てる、というのをしないといけないらしいのですが、オイルポットがわが家にはありません。なので、多めに入れてそのまま炒めました。


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時間的には数分くらい?けっこう適当です。

 

これをまた捨てて、粗熱がとれたらもう一度お湯とたわしで洗って、これで油慣らし完了です。

 

やはり、メーカーさんのほうでしっかり焼いてくれているせいか、この時点ですでに、油がすごくなじんでいるな~という感じがしましたです。

 

さっそく目玉焼きを焼いてみましたよ。

 


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火加減は、最初うっすら煙が出るまで強めの中火で、いったん弱火にしてから油をひいて、卵を投入。その後は弱めの中火でじっくりという感じです。

 

今まで鉄のフライパンといえば強火にしないとくっつくと思っていたのですが、いったんしっかり予熱すれば、弱火でもくっつかないし、油がはねない。

 

しかも、白身がぷっくり。やっすい卵でもぷっくりですよ~。

 

 取り出した後は、少しくっついちゃってたのですが、フライ返しでちょっとこすったらすぐ取れました。(このおこげがなにげにおいしかったですw。)1回目でこれなら、ぜんぜん上出来!!


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 お手入れは粗熱が取れたら、お湯とたわしでこすって、また軽く火にかけて乾かして、完了です。念のため薄く油を塗っておきました。

 

なんだ、意外と簡単だ~。

 

まだまだくっつきやすいお肉料理などは作っていないのですが、パンケーキや野菜だけの炒め物は、まったく問題なく。

 

使った後はすぐ洗わなきゃ、というのはあるのですが、かわいい大事なフライパンのためなら、食べるのが少し遅くなってもOK。というか、食事の後がかえって楽になりました。

 

山田工業所の鉄フライパン。買ってすごく満足しています。

 

なにが一番うれしいって、もうフライパン買い替えなくていいんだ。くっつくたびにヒヤヒヤしなくていいんだー。たとえくっついても、何度でもリセットできるから、むしろくっついてもまったく問題ないと思える。この解放感いいですね。

 

がんがん、愛用していきたいです!

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

※2021/02/09追記

 

山田工業所の鉄フライパン購入から1年半ほど経ちました。

 

あれから、もうほぼ毎日大活躍してくれています。

 

お肉料理はもちろんのこと。

 

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くっつきやすかった米粉を使った料理にも挑戦しています。(写真は小麦粉と米粉半々の配合で作ったベトナムのバインセオ。)

 

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テフロンなら2年ぐらいが寿命ですが、鉄フライパンはどんどん使うほどになじんできて、まだまだこれからが本番とさえ思います。

 

これがいわゆる、育てるという感覚?

 

これからも毎日の料理の相棒として、活躍してほしいです♪

 

 

 

※私が購入したのはこちらのお店の底厚23㎜のほうですが、今売り切れちゃってるみたいです。 

 

※比較検討したのはリバーライトのフライパン