みなさま、こんばんは!
梅雨ですね、蒸し暑いですね~。
こんな気候だからか、東南アジア系の料理が無性に食べたくなる今日この頃です。
私、タイは行ったことあるのですが、ベトナムは行ったことないんです。
でも、なんかこう雨がしとしと降ってきて、蒸し暑い中にもしっとりとした気候になってくると、私の頭の中にアオザイを着て笠をかぶった女性と濃い緑の田園風景が浮かんできます・・・妄想です(笑)。妄想は得意です。
さて今回は、ベトナム料理のバインセオというものにトライです。
バインセオはベトナムのお好み焼きとも言われておりますが、粉にターメリックを混ぜるので黄色く、まるでオムレツのような見た目であります。
それを、たっぷりのハーブ類といっしょにたれにつけていただきます。
この薄いパリパリの生地を焼くのがけっこう難しくて、実は最近1回トライして、見事に失敗したのでリベンジです。
前回はくっついたらいけないと思い、使っていなかった古いテフロンフライパンを使ったら、逆にくっついて、ぐちゃぐちゃになってしまいました。
なので、今回は毎日愛用している山田工業所の鉄フライパンで素直にいくことに。
粉も100%米粉ではなく、50%小麦の薄力粉混ぜました。ちょっと邪道かもしれませんが。
油も多めで。こめ油使用です。1人前油大さじ1~2くらいいれたかな。
火加減は強めの中火でしっかりと余熱してから、ホットケーキを焼くときみたいにいったん濡れ布巾でジューっと冷ましました。
そして、生地をクレープみたいに薄く入れて、弱火で焼いていきます。
大成功!まっったく、くっついてない。やったー。
焼き目はもう少しつけた方がよかったかもしれないけど、かなり自分的には満足。くっつかなかったから。
この鉄フライパンはもう半年以上になるけど、使えば使うほどくっつかなくなってきて、最近はもうほとんど何もくっつかなくなりました。すごいよ、鉄フライパン。
そして、鉄で炒めると本当にいい匂いがします。不思議です。
半年後にだんだんくっついてくるテフロンと、半年後にどんどんくっつかなくなってくる鉄フライパン。この差は大きいですよね。
~今回のバインセオの生地の配合(ご参考まで)~
米粉(製パン用と記載)・・・60g
小麦(薄力)粉・・・60g
水・・・120cc
ココナッツミルクパウダー・・・大さじ1ほど
ターメリック・・・小さじ1/2ほど
次は米粉の配合をもっと増やしていきたいです!
完成したら、レタス、カイワレ大根、そしてスペアミントの葉をたっぷりと添えて。
ハーブ類はもう何でもあるものをたっぷり添えるのですけど、私は個人的にこのスペアミントの葉が大好きです。
ミントの葉って飾りとか香りづけのイメージでしたけど、野菜のようにモリモリ食べるのって新感覚です。
ミントの葉の清涼感と、生地のココナッツミルクの甘い香り、そして甘辛たれのハーモニーがもう堪りません!気分はベトナムにトリップ(行ったことないけど。)
ちなみに甘辛ダレはヌクチャムという酢やヌクマムをベースにしたものを作らないといけないのですが、手抜きでタイのスウィートチリソース使いました。邪道です。でも、これおいしいです。
ちなみに、人参のきんぴらはふつうの和風きんぴらの味付けで、パクチーの根っこを刻んだものをちょっと加えました。これだけで、東南アジア風になるからすごいです。
ベトナム料理ってフレッシュなハーブをたっぷり使う料理が多くて、とても素敵ですよね。生春巻きももちろん大好きですし。ほかの料理もいろいろ挑戦してみたいなぁ。
そしてパクチーもいいけど私は、ミントの葉をムシャムシャ食べるのにはまった。
※私の中で、ベトナムと言えばこの映画。若いころはまって、なぜか何回も見ていた。ストーリーは今となってはうろ覚えですが、とにかく女性がしっとり美しい。料理のシーンが印象的。青いパパイヤのサラダを食べてみたいと憧れました。もう1回見てみようかな。