暑いですね!もう、8月ですね~。
やっと梅雨が明けたと思ったら、いきなり真夏の猛暑というのは体に過酷です。
マスクもしないといけないし・・・お互い、熱中症には気をつけましょうね。
さてさて、7月は作業部屋のプチリフォーム月間だったのですが、それを前後して6月くらいから断続的にせっせと作っていたものがあります。
それが、タイトルのカーテン(寝室用と作業部屋用)になります。
寝室は和室なのですが、窓がヨコ300cm×タテ120cmという変なサイズで、既製品のカーテンだとうまくいきません。
それで今まで適当に布をつるしていたのですが、その適当のまま早何年も経ってしまいまして、いいかげんちゃんとしたカーテンをつけたいと思いました。
寝室なのである程度光は遮りつつ、朝日は感じたいので完全な遮光にはしたくない・・・ということで、寝室はリネンのカーテンにすることにしました。
でも、リネンのカーテンをオーダーするとなると、けっこうな金額になってしまいますよね。何万円とか。10万円とか??
なので、やむなくカーテンを自作することになりました。
生地は探しに探して、けっこう厚手のしっかりしたリネンをみつけたので、ちと奮発して買いました。
大物なので生地をカットするのも一苦労でした。
リネンのいいところは、生地の縦糸、横糸がはっきり分かりやすいので、印とかつけずに直接、生地の目に沿ってカットすればまっすぐ切れますね。
カットした生地の上部に、ポケット芯地というのを縫い付けます。
これを縫い付ければ、面倒なプリーツ作りをしなくて済みますし、あとからフックの位置やフラットorプリーツにするかを自由に選べます。
なんて便利なんだろう。
でも、大物なのでやっぱり縫い付けるのは大変でしたけどね。
ポリエステル素材の芯地にしたのですが、これはちょっとつるつるすべってしまってリネンとの相性はよくなかったですね。まち針もしつけもうまくいかなくて、結局そのまま慎重に確認しながら縫いました。
このようにポケット芯地の上下を縫って、カーテンのフックをつける部分が完成です。
そしたら今度はカーテンの両サイドを3つ折りにして縫います。
3つ折りにするとき、厚紙で作ったこういうガイドがあるとやりやすいですよね。このガイドに沿って、しっかりアイロンであてていきます。
(画像は2つ折り状態。もう1回折ります。端が芯地にかかるくらい。)
最後にカーテンの下の部分、すそをやはり3つ折りにしてできあがりです。
ものすごく簡単に説明すると以上のような感じになるのですが、これがいざ実際縫うのは、かなりな労働でした。
今回のリネン生地はけっこう厚手だったので、重さもかなりありましたし、ただひたすらに何メートルも縫うのはなかなか大変でした。(寝室のカーテンの仕上がりサイズはヨコ440cm×タテ150cm。)
同じ要領で、レースのカーテンも縫いました。レースというか、こちらもリネンで白の薄手のものを選びました。
薄手だったので、こちらはだいぶ扱いは楽でした。
↑なぜか画像がこんなのしか残っていなかったのですが、これは生地をつないだ部分の折伏せ縫いですね。
そんなこんなで、完成したカーテンがこちら↓。
内側の厚手の方はフラットカーテンに、薄手の方はプリーツひだにしました。
完成してみると、もうちょっと奮発して、床まで届く長さにすればよかったかも、と思います。でもリネンなので、洗うたびに縮んでいってしまうけど。
部屋の明かりを消すと、外の光の透け具合はこんな感じ。
苦労したけど、やっぱりリネンにしてよかったです。この光の感じが好きです!明るすぎず、暗すぎず。
夏でも暑苦しくないし、冬は冬で寒々しくないし、素材感もオールマイティーだと思う。
ナチュラルで素朴なんだけど、ちょっぴり重厚感もあってしっかりしてる。
レースの方はやさしい風合いがかわいいです。こちらもとても気に入りました。
プリーツをたっぷりとって。
洗いざらしでも素敵ですね。
~現実的な話ですが、今回寝室のリネンカーテンにかかった費用は約2万円でした。(リネン生地6m×2、フック、芯地)。オーダーに比べればお安いけど、安価な既製品に比べれば高いですね。これをどう思われるかはお任せいたします。個人的には、納得しています!いい生地だったので。夫氏も気に入ってくれたようですし。(←重要。)
寝室のカーテンにやや奮発してしまったので、作業部屋のカーテンはIKEAのお手軽カーテンにしました。
こちらは合成繊維なので安い。でも、それなりにこちらも気に入っています。
既製品なので当然サイズは合いません。
ヨコは窓が300cmのところ、カーテンは200cm用のを2セット買って、ひだをたっぷりとって収めています。
タテはIKEAのカーテンはなんと、250cmもありまして、悩んだのですがカットしちゃうのが少しもったいなくて、とりあえず半分に折ってつかうことにしました。なので、じつは2重になってる感じです。
ということで、結局縫ったんですね、はい。
それと、作業部屋の間仕切り壁の部分ですが、物置スペースとの出入り口があります。
そこもカーテンにしました。ドアをつけるという技術は私にはなく。
こちらもリネンなのですが、これは以前から間仕切り用に使っていたのですが、それを今回きっちりと縫い直し、ポケット芯地もつけました。
ポケット芯地をつけたら、ちゃんとしたカーテンらしくなりましたよ。
プリーツひだも簡単。
いやー、本当によく縫いました。この2か月余り。
プチリフォームも大変でしたが、なにげにこのカーテン縫い作業が私にはなかなか大変でしたね。
はじめの頃は慎重に、けっこう几帳面に縫っていました。
でも途中から気づいたのですが、カーテンって大きいので、細かい部分はほとんど見えない。かなりざっくり縫ってしまっても大丈夫だな~と思いました。
重要なのは、サイズ感ですね。
長さをどうするのかっていうのは、けっこう重要だなと思いました。
もし次にまたカーテンを作り替えることがあったら、今回の経験を活かしたいなと思います。(当分なさそうだけど。)
とても長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
カーテン自作をお考えの方に、少しでもご参考になれば幸いです。
それでは、また~^^