spicy365days

スパイス・ハーブ・アロマ~香りの世界にいざなわれ~

ヨガと怪我~初めて鍼灸院に行った話~


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※写真は記事と関係ないのですが、先月帰省した時に撮った、実家の庭の花です。花の種類とか分からなくて、ゴメンナサイw

 



 

みなさま、こんにちは、こんばんは!

 

 

 

実は最近、腰をちょっと痛めてしまいまして。

 

人生で初めて鍼灸に行ったのですが、そちらで聞いたお話がなかなか勉強になったので、自分の記録も兼ねてシェアしたいと思います。

 

 

まずは、鍼灸院に行くまでの経緯を。

 

1週間ほど前、お恥ずかしい話なのですが、ちょっとかがんで普通に作業をしていたら、なんか左の腰が固まったんですよね。

 

そのあとだんだんと痛くなり、一時は自分で靴下も履けないくらいにまでなってしまいました。

 

2~3日経ったらかなりマシにはなったのですが、朝寝起きで腰を曲げる動作のときなどにズキッと痛い。

 

まさかこれは…いわゆるぎっくり腰というやつなのでは??と、不安になってきて、しぶしぶ近くの鍼灸院に行くことにしました。

 

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鍼灸院の先生は筋トレ大好きだというガタイのいいお兄さんでした(若いお兄さんに見えたけど、年齢は52才だった…。)

 

先生と体の痛い部分について話していて「ああ、やっぱりな」と腑に落ちることがとても多くてびっくりしました。

 

 

結論から言うと、今回の腰痛はぎっくり腰ではなく、鍛えている途中によくありがちな筋肉のケガと言うことで、重いケガではありませんでした。安堵。

 

実は、左の腰を痛めた本当の原因は、約半年前に痛めた左股関節、もっと言うとあぐらをかくときに使う腿の筋肉(縫工筋)を痛めていたのが原因でした。

 

縫工筋というのは骨盤のあたりからウェーブを描くように膝の内側まで続いている筋肉だそうです。おもにあぐらをかくときに使うのだそう。

 

なので、一番上の部分は腰の筋肉とも繋がっているのですね。

 

ja.wikipedia.org

 

 

 

私は約2年前からおうちヨガを始めて、当ブログでも今年の抱負でもっとヨガを上達したいと書きました。

 

そして、今年の前半、けっこう自分の中でもがんばっていたんですよね。

 

筋トレとかも組み合わせて。それで、20年くらい変わらなかった体重を3㎏くらい増量しました。もともとが筋肉が無さすぎたので、3㎏増量は自分的にかなりがんばったと思う。

 

でも、6月くらいに、何がきっかけだったか忘れましたが、ヨガかトレーニング中に左の股関節を痛めてしまったんです。

 

日常生活にはまったく支障ないので、病院に行くほどでもないし、しばらくは股関節をかばいながらやっていました。

 

上半身だけのトレーニングとか、あぐらは避けるとか・・・でも、なかなかよくならない。次第に気持ちも凹んできて、やっても身が入らなくて楽しくなく、サボりがちになりました。

 

そしたら、もうどんどん体が固くなってしまったんですよね。どんどんヨガが後退していくみたいな。

 

でも、また痛くなるのが怖くて、思うように動かせない。

 

 

動かさない。実はこれが、よくなかったみたいです。

 

 

筋トレとヨガは筋肉を動かす方向は違えど、筋組織を破壊しては修復して強くしていくというのは同じ原理らしく、ケガするときは同じような症状になるみたいです。

 

つまり、怪我と成長が紙一重ということ。

 

なので、怪我はたしかに良くはないのだけども、トレーニングやヨガでする怪我はまだ良い方の怪我だそうです。

 

きちんと無理のない範囲でなるべく普段通り生活することで、治るのも早くなるし、また治れば、その部位は以前よりも強くなるそう。

 

ただ、私のように怖がって動かさないでいると、だんだんケガの後の筋肉のかさぶたみたいなものが厚く固くなり、体のバランスがおかしくなって、他の部分にも無理が出て、今回は腿の筋肉に繋がっている腰の筋肉もついに痛めてしまったという悪循環だったのですね。

 

特にヨガのような伸ばす動きの場合、動かさないでいると衰えもすごく早いらしいです。

 

それに加えて、年齢も加速させているようです。

 

今が本当に曲がり角の年齢(40代)とのことで、ここから体を動かすか動かさないかで、くっきり分かれるとのこと。

 

なるほど…何事も年齢のせいにせず、前向きに動いて行かなくてはと痛感しました。

 

 

また、心理的な壁も大きかったような気がします。

 

「また痛くなったら嫌だな、無理だ出来ない」と、どこか自分で自分に壁を作ってしまっていたのかもしれません。

 

動かせないと思ったら、体も動かないものなのですね。

 

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今回、きちんと専門家に見てもらい、原因とメカニズムがわかったら、それだけでかなり体も心も軽くなった気がします。

 

それに、また痛くなったら相談に行くこともできるという安心感が大きいです。

 

  • ヨガというのは修行のようなもので、どうしても怪我はついて回る
  • 成長のための怪我なので、悪いことではない、むしろよくがんばったなと自分を誉めてあげてもいい
  • 1日に1回でも体を動かすと、血流もよくなり代謝も上がり、体温も上がる、免疫力も全然違ってくる
  • 特にヨガのように関節を動かすのはとてもいい事である
  •  正常の曲げ方(伸ばし方)をしたら、逆の曲げ方(伸ばし方)もする

 

などなど、前向きなアドバイスを教えていただけて、とてもありがたかったです。

 

今回の怪我はショックではあったけど、問題が顕在化したことで、とても勉強になったし、自分の体について自信も持てました。

 

むしろ「ありがとう、腰痛!」と今では思います。

 

こうしてまた、クリアな気持ちで毎日ヨガをできるのが嬉しいです。

 

悪あがきでも、年齢に抗って行きたいですね(笑)。

 

未来の自分のためにも。

 

 

長くなってしまいました。ありがとうございました。

 

ではでは、今日はこのへんで~^^