みなさん、こんばんは!
寒いですね!大掃除がしんどいです。
いや、掃除どころではないですね、本当に大変です。
寒くて乾燥した気候は、ウィルスに好都合ですので・・・できる限りの対策をして、お互い気をつけましょう!
さて、最近ぽつぽつと刺しているハーダンガー刺繍ですが、画像のとおりけっこう進んできたかなと思います。
あったかい部屋で、針と糸を持ちじっくり刺繍と向き合う時間は、年末のバタバタからひと時解放される、ほっこりタイムです。
ところで、ハーダンガー刺繍って、マイナーな刺繍ですよね。
ご存じない方がほとんどかなと思います・・・マイナーなので(繰り返し)。
今回は、ハーダンガー刺繍ってどんな感じなの?っていうのを、雰囲気だけでもお伝えできればと思って、記事にすることにしました。
画像多めですが、どうぞお付き合いくださいませ。
画像のように、いくつか幾何学模様のモチーフが、生地をくり抜いた中に作られています。
この中で、一番小さなモチーフを見ていきます。
ちなみにこれは、マルチーズクロスステッチというかがり方の少しアレンジしたバージョンになります。
<完成形>
まずは、生地の織り糸12本×12本の四角を、サテンステッチで囲っておきます。
(ちなみに、赤い糸はしつけ糸で、織り糸4本づつを数えてしつけています。図案を刺しすすめていくときの目印になります。)
つづいて、囲まれた中の織り糸を中央の4本だけ残して、カットして抜いていきます。
針を使ったりして、このように・・・。
間違えたところを切ってしまうと修復不可能なので、慎重にキワをカットして、どんどん抜いていきます。
4本づつ残して、十字の模様ができました。
この残した織り糸を使って、刺繍糸でかがり模様を刺繍していきます。
生地の裏から糸を出し、2本すくってくるくると巻いていきます。
(糸の端は、サテンステッチをくぐらせて、始末します。)
4回ほどくるくる巻きます。
つづいて、反対側の2本に糸を渡してすくって戻り、またこちらの糸をすくう、を繰り返していきます。
このように、扇形に糸を渡していきます。
4回ほどくりかえして、またくるくると下へ戻っていきます。
この扇形を4か所、繰り返します。
(※すみません、↑↑この画像だけあとで撮り直したので、かがりの位置が異なっていますが、前の画像のつづきと思ってください。)
ちなみにマルチーズクロスとは、このような短い十字架模様のことだそうです。
このままでも十分かわいいのですが、今回はこのマルチーズクロスに、さらにクロスを重ねていきます。
このように、対角線に糸を渡してからげて。
1本渡すだけでなく、からげることで糸がしっかりします。
繰り返して、クロスにクロスを重ねていきます。
完成です!
このようなモチーフを、いろんなかがり方で生地の上に刺していきます。
そして、だんだんこのようにレースのような図案ができあがってきます。
いかがでしたでしょうか。雰囲気だけでも伝わったら、幸いですが。
これだけでは、わかりにくいですよね・・・正直、大量に撮った写真を見返して、最初は自分でも「意味が分からん」と思いましたw
でも、ステッチ自体は単調な繰り返し、ひたすら繰り返しなので、一度覚えれば、あとはだんだんリズムにのって刺せるようになってきます。
そうすると、とても楽しくなってきますよ♪
あとは、ハーダンガーは幾何学模様の繰り返しなので、自分で好きに組み合わせて、オリジナル図案を作ることもできます。
図案を作るのはなかなか大変ですが、応用がいろいろできます。
私もまだまだ、ぜんぜん初心者なのですが、ハーダンガー刺繍の世界にいざなわれています。
また、少しづつご紹介出来たらなと思います。
ではでは、お読みいただきありがとうございました。
それでは、このへんで~^^
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