スパイスといえばカレー。
このブログでも、ひたすらいろんなカレーの記録をUPしてきましたが、スパイスは辛いだけではありません。
今回はスパイスの甘い使い方をいくつかUPしたいと思います。
マサラチャイ
一番よく作るのが「マサラチャイ」。
チャイというのは、以前は特別好きというほどでもありませんでした。
ティーバッグのタイプぐらいしか飲んだことがなかったので。
だけど、初めてホールスパイスで淹れたときは「なるほど、こういうことか~」と、納得しました。
スパイスの香りのハーモニーが素晴らしいですし、淹れる過程もすごく楽しい。
このズボラな私が、2日に1回ぐらいはチャイをお鍋でいちから淹れているなんて、こんなマメな自分が信じられません。
それほど、チャイにはまってしまいました。
特に好きなスパイスは、シナモンです。私のHNの由来でもあります。
※But! あとから衝撃の事実を知ったんだけど、私がシナモンだと思っていたスパイスは、本当の真の名前は「カシア」だそうです。
シナモンってのは、主にセイロン産のものを指すそうで、見た目もかなり違います。シナモンは葉巻みたいに薄い皮が巻き巻きされている。
私が買ったカシアはインド産で、木の皮そのものです。
欧州では、このふたつは明確に区別されているそうです。
でも我々がふだん日本で知っているシナモンのほとんどは、カシアだって話です。
うーん、おかしいなぁ。今回買ったカシア。今まで知っていた安価なパウダータイプのものとは、あきらかに違う香りがするのですが。
甘さの奥にもっと複雑な香りがあって、落ち着く感じ、お香のような。
カシアの香り、私はすごく好きですね。
どうしようかな。今からHNを「かしあ」に変えるべきでしょうか?・・・まぁ、いっか。
手作りジャムにプラス
(ちょっと食べて減ってますけど)これは、いつものジャムにホールのクローブとシナモンを少し加えて煮込んでみたもの。
フルーツはこの時は、二十世紀梨です。和の梨でも、ジャムにするとおいしいんですよ。
スパイスとの組み合わせも、すごくよかった!砂糖で煮ただけでは出せない、プロっぽい感じになりました。
それと多分ですが、砂糖控えめでも、スパイス効果で日持ちが良くなった気がします。
ヨーグルトにかけたら、最高です。
カルダモンコーヒー
これは本当に簡単で、いつものコーヒーを淹れる時に、カルダモンをひとつ割って一緒に淹れるだけ。
インスタントの場合は、割ると種が出てしまうので、そのまま浮かべるだけでもOK。
これだけで、いつものコーヒーがまったく違うものになります。
ミルクは入れないほうが、私は好きかもしれません。
フェンネルティー
これまた簡単で、お湯200ccに対してフェンネルシードを小さじ1/2程度入れて、しばらく色が出るまでおきます。淡い黄緑色になったら、茶漉しでこして出来上がり。
私はお砂糖を加えて甘くして飲みます。
このお茶は、月に一度のしんどい時期に飲むと、かなりやわらぐ気がします。
フェンネルシードはチャイにも入れていまして、今のところすべて飲み物になってます。
ほとんど飲み物になってしまいましたが、こんな感じで使っております。
もっともっと、スパイスの使い道のバリエーションを増やして行きたいですね。