ハーブチンキ剤を使って手作り化粧水に挑戦
みなさん、こんばんは!
2週間ほど前にウォッカにドライハーブを漬け込んでおいた、ハーブチンキ剤(ティンクチャー)が完成しました。
最初は重量で10倍の重さのウォッカを入れたのですが、ウォッカがちょっと足りない気がしたので、追加しました。
ハーブがちゃんとウォッカに浸って、いい感じになりました。
ネトルは画像では黒にしか見えないのですが、濃い茶色みたいな液の色になりました。
エキナセアは最初の頃、少し泡立ったり濁ったりしていたのですが、だんだん澄んだあめ色になってきました。
カモミールは最初は薄い黄色でしたが、2週間でオレンジ色になりました。とても、きれいな色です。
香りのほうも、濃いカモミールの香りが残っています。
今回は、この中からカモミールのチンキ剤を使って、手作り化粧水に挑戦しました。
まずは、できあがったチンキ剤を濾して、スポイト付きの遮光瓶に入れていきます。
消毒したビーカーにろ紙を入れて、その中にチンキ剤を入れます。
私はクックアップを使いました。これ、お料理の時にもすごく便利ですが、こんなところで役に立とうとは。
ぎゅーっと最後の1滴まで搾り取ります。
遮光瓶に移したチンキ剤は、1年ほど保存できるそうです。
さて、化粧水作りです。
材料は、カモミールチンキ剤(10ml)、オーガニックのグリセリン(5ml)、ミネラルウォーター(30ml)、精油(2滴)、遮光の保存容器です。
水は精製水を使うレシピが多いですが、私はそこまで厳密に考えていないので、ミネラルウォーター(軟水)にしました。
精油は写真を撮った時はゼラニウムを選んでいたのですが、ゼラニウムが終わってしまっていて(残念)、今回はクラリセージにしてみました。
まずは、精油を2滴容器に入れます。そして、グリセリン5mlを加えます。
水に溶けない精油をグリセリンによく混ぜ合わせることで、水に溶けやすくします。
グリセリンは無色透明でとろ~っとした感じです。よくまぜまぜ。
続いて、カモミールのチンキ剤を加えていきます。
たった10ml加えるだけなのですが、カモミールの成分が凝縮されているので、濃厚な感じです。
よくまぜまぜ。
最後にお水を加えて、まぜまぜして完成です♪
化粧水自体を作るのはとっても簡単で、理科の実験みたいで楽しかったです!
でも、容器の消毒が面倒でした・・・エタノールの消毒液を作ってスプレーしながら消毒したけど、乾くのが待ちきれなくて、ティッシュで拭き上げました。
プラスチックやスポイトのゴム部分は熱湯消毒もできないし・・・もっと効率のよい方法はないのだろうか。
完全には全体が混ざっていないので、使うたびに振った方がよさそうです。
さっそくここ数日間使ってみています。
かなりさっぱりとした感じではあります。
使用感についての感想を詳しく書きたかったのですが、書きたいことが多すぎたので、後日あらためて記事にしたいと思います。
最後にもう一度、レシピをおさらいしたいと思います。
ほぼ自分用メモです。
【カモミールチンキ剤の化粧水】
できあがり約45ml
・カモミールチンキ剤(10ml)・・・全体の約22%
・オーガニックのグリセリン(5ml)・・・約11%
・ミネラルウォーター(30ml)・・・約 66%
・精油(2滴)・・・約0.2%
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。